オンラインワークショップの特性
2020.04.12
こんにちは。コミットメンツの羽方です。
2020年3月末、はじめてのオンラインワークショップを実施しました。
1回だけの経験なので気づいたことは限られますが、簡単にまとめてみます。
ちなみに、今回はzoomを利用、参加者は30名程度でした。
顔出しは必須
リモートワークの方も数多くいらしたので、ビデオオフ(ご本人の顔が見えない)の方も少なくありませんでした。
ただ、ビデオをオンにしている参加者の皆さんの表情の変化(うなずく、首をかしげる)が、伝わっているかどうかの唯一の手掛かりなので、顔出しは必須だと感じました。
意外と集中できる
今回のワークショップは、2か月にわたる活動の成果を上司たちに発表する、というもの
でしたが、もしかするとリアルな場での発表よりも皆さん集中して発表を聴いてくださったように感じます。
大きな理由の1つに、「資料の見やすさ」があったように感じます。
リアルなワークショップでは、プロジェクターで投影されたスライドを見るか、印刷されたハンドアウトを見るか、のいずれかでしょう。
投影スライドだと細かい点までは見ることができません。
一方、ハンドアウトを読むと、目線が発表者ではなく資料に行ってしまうので、読むことに意識が向かいがちになります。
オンラインワークショップでは、資料はPCで見ることができます。また、発言者と資料の双方を1つの画面で確認することができるので、これが集中力の高まりに好影響を与えるのではないか、と推測しました。
発言がフォーマルになる
オンラインで発言するとなると、なぜか「きちんとした文章として完結させなくてはならない」という思いが強くはたらくようで、質問する方も発言する方もフォーマルな表現がほとんどでした。
おかげで、ワークショップは穏やかに進行しますが、言い換えると本音を言えていない方が多数いる可能性があるということです。
反対意見や、参加者のモヤモヤを引き出す工夫が必要だ、と感じました。
どのような工夫が必要か、今後オンラインワークショップを重ねる中で解を見出したいと思います。
今後に向けて
今後、オンラインでのワークショップや研修のニーズは、ますます高まることが予想されます。
私たちも、試行錯誤しながら「オンラインならでは」の効果的なワークショップの進め方を研究していこうと思います。
現時点での感想は、
「むしろオンラインの方が効果ありそう!」
です。
検証を進めて、またレポートします。