ちなみに、今回はzoomを利用、参加者は30名程度でした。
ただ、ビデオをオンにしている参加者の皆さんの表情の変化(うなずく、首をかしげる)が、伝わっているかどうかの唯一の手掛かりなので、顔出しは必須だと感じました。
大きな理由の1つに、「資料の見やすさ」があったように感じます。
リアルなワークショップでは、プロジェクターで投影されたスライドを見るか、印刷されたハンドアウトを見るか、のいずれかでしょう。
投影スライドだと細かい点までは見ることができません。
一方、ハンドアウトを読むと、目線が発表者ではなく資料に行ってしまうので、読むことに意識が向かいがちになります。
オンラインワークショップでは、資料はPCで見ることができます。また、発言者と資料の双方を1つの画面で確認することができるので、これが集中力の高まりに好影響を与えるのではないか、と推測しました。
おかげで、ワークショップは穏やかに進行しますが、言い換えると本音を言えていない方が多数いる可能性があるということです。
反対意見や、参加者のモヤモヤを引き出す工夫が必要だ、と感じました。
どのような工夫が必要か、今後オンラインワークショップを重ねる中で解を見出したいと思います。
私たちも、試行錯誤しながら「オンラインならでは」の効果的なワークショップの進め方を研究していこうと思います。
現時点での感想は、
「むしろオンラインの方が効果ありそう!」
です。
検証を進めて、またレポートします。
2020年04月12日